ルータのdd-wrt化とインターネットコンバータ化をやってみた

前段
二月下旬に引越しをした。
2DKから2LDKで広くなり、南向きになりと大満足の結果であった。

先日無事にIIJmioひかりとも契約が完了し固定回線も繋がった。
ただ家庭内LANを組むには自分的には若干不便な間取りであった。
※不便といってもTVアンテナと電話口が一緒になっていないだけなんだけども
開始時の状況は以下とおり。
macは単体で無線環境を持っているものの、microseverは単体でなし。
regzaもnasneも同じく単体で無線環境を持っていない。

家にあるのはNEC製aterm8570とplanex製MZK-MF300D。
MZK-MF300Dはコンバータにもなる優れものではあるので、
ルータとしてaterm8570、nasneとregza用にmf300dを置いた。
そしてmicroserverはスタンドアローンとなってしまった。

microserverの用途は某PT3でひたすら録画マシンとして重宝しており、
regzaからアクセスできないのは非常に痛かった。

新ルータ導入経緯
当初、microserver用に11aが使える無線子機でも買おうと思っていたけど、
用途が限られるのに1,000円オーバー。

それじゃあとregzaやnasneに繋いでいるコンバータになる無線ルーターを買おうとしたけど
これも最安のbuffalo製のでも4,000円弱する。
※昔に比べると4,000円だからとても安いともいえるんだけども。

いろいろ調べると昔のbuffalo製のが使えるらしい。
普通に利用するのも面白くないのでググってみたら、dd-wrtという文字が。
wikipediaによると
DD-Wrt は、ゲートウェイ無線LANアクセスポイントなどの組み込みシステムファームウェアとして開発されているLinuxディストリビューションの一種である。OpenWRTを元にして作られている。
という事で、要はLinuxなんで好きなように弄れるよって事かと判断。
じゃあこれっていうことで、今度は@wikiを参考に機種を選定してみた。
ターゲットを以下に絞る。

  • WZR-HP-AG300H
  • WHR-G301N

ググったら秋葉原のソフマップで両機種が中古で合わせて3,500円で買えるのをみかけて早速購入してきた。(AG300H→2,100円、G301N→1,400円)

(注意)
コンバータだけ利用したいのであればG301Nのみを購入して、dd-wrt化すれば問題なく使える。
AG300Hを買ったのは安かったのと格安ルータとしてVPNやらNASを構築したかったからである。

WHR-G301Nのdd-wrt化
方向性としては、WZR-HP-AG300Hをaterm8750nと置き換えてルータとして、
WHR-G301NをMF300Dと置き換えてnasne+regzaのコンバータとして、
余ったMF300Dをmicroserver用にすることとした。

まずは失敗してもいいようにHARDOFFでもジャンクでいっぱいあると知ったG301Nをdd-wrt化することに。
この機種は非常に情報が多く先人たちが色々纏めてくれているので参考に。

ところがファームウェアの更新のせいでドハマりしたので記しておく。

■利用したもの
mac mini
LANケーブル
→後程 Lenovo

■用意したもの
・WHR-G300Nv2用最新ファーム:12-22-2014-r25697
 buffalo-to-dd-wrt_webflash-MULTI.bin

→(後程) 
  ・WHR-G300Nv2用ファーム:08-07-10-r14896

  ・WHR-G300Nv2用ファーム:12-22-2014-r25697
   whr-g300nv2-firmware-MULTI.bin

■いきなり最新ファームによる適応(ドハマリポイント1)
wifiを切断したmac miniとG301NをLANで直結してbuffalo提供の管理画面へ。
管理画面を利用したのがsafari。

先人サイトでは数分と書いてあったもののなかなか更新されない。
おかしいなと思ってpingを打ってみると 192.168.11.1にpingが通ってしまう。
※予定通りだと 192.168.1.1 にpingが通るはず。

試行錯誤してもうまくいかないのでlenovoでやってみることに。
buffaloってことでIEで試したらビンゴ。
なんとファームがおかしいので更新できません的な文字が。
※safriやchromeだとエラーがメッセージが表示されなかった。

といくことで実績のある08-07-10-r14896をダウンロードし、試したら無事成功!
ブラウザから192.168.1.1をたたくとdd-wrtの設定画面が開いた。

このまま置いておこうかと思ったんだけどうずうずしたので最新ファームを充てることに。

■最新ファームに更新(ドハマリポイント2)
ダウンロードした whr-g300nv2-firmware-MULTI.bin をdd-wrt画面から更新。
数分後無事更新された旨のメッセージが出た。
やれやれということで先人たちと同様にタイムゾーン設定やら日本語化やら。

すると数秒後に192.168.1.1のpingが消え、設定画面が見えなくなった。
めっちゃあせって初期化したら直ったので再度やれやれと。
また同様にタイムゾーン設定やら日本語化やら。
するとまた数秒後にpingが消えた。

うわ、私のG301Nが文鎮!?って悲しくなった。
文鎮から復旧する方法もいろいろ試したけどタイミングが難しくうまくいかず。
投げ出しかけてた頃、再度初期化してみてpingしつつしばらく放置してみた。
そうするとpingはひたすらreplyを返している。
おお!これはタイムゾーンか日本語化に問題があるのでは?って思い三度嬉しくなる。

でいろいろやってみると日本語化に問題があった。ということでEnglishのまま利用することに。
→どうも違うみたい。再度初期化してmacと通信させたら同様の症状に。

WZR-HP-AG300のdd-wrt化とルータ利用
これは特に何も考えずに先人たちの仰せのままにやれば苦労する事もなかった。


ただし、フレッツのルータとして利用するには若干おまじないが必要であった。
以下リンクを参考に。
http://dexlab.net/pukiwiki/index.php?Memo%2Fdd-wrt#h88f0b3b

WHR-G301Nのコンバータ化
AG300Hのdd-wrt化が終わったので今度はG301Nに戻ってコンバータ化。
これも先人の仰せのままに。

各ルータを当初予定通りに繋ぎ直して無事終了。
今後安定感や速度などを確認していきたいと思う。

今後やってみたいこと
  1. VPN
  2. 閲覧制限
  3. NAS
  4. ゲストネットワークの作成
自分には子供はいないが友達とかの子供のネット閲覧が心配などの声がよく聞かれるので、
dd-wrtの閲覧制限機能は無料なのにとても素晴らしいので実験してみたい。



最後に注意点であるが電波法により、電波出力は10dbmにしないといけないことを追記しておく。



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