過去に運転してきた車 Part1

スバル レックス(1995~1996年)

レックスは、1972年R-2のモデルチェンジ版として登場してから20年以上もの長い期間にわたり販売された。これまでのスバル・360やR-2に比べると、良く言えば落ち着きがある、悪く言えば凡庸なデザインのクルマであった。初代こそ若干のアクがありスバルらしさを残していたものの、2代目、3代目はスズキ・アルトダイハツ・ミラといった他社の強力なライバルと対抗するためか、比較的おとなしめの外観である。
実家が所有していた、白の三代目レックスMT。
親父があまり運転が好きではなく、しかもトラック・軽トラと所有していたので必然的に安い軽。
仕事の関係でスバルになったんだと思う。

この車は初心者の時に練習としては丁度よかった。
自分が運転した車では唯一のMT。
ターボも何もついてなかったのでかなり遅かったように思う。

一番の思い出は信号待ちの緩坂でクラッチとブレーキをうまく踏めず、数メートル下がらせてしまったこと。
たまたま後ろが車間を取ってくれていたのでぶつからなかったが、とても冷汗をかいたのを覚えている。

日産 プリメーラ P10(1996~2000年)
日産・プリメーラPRIMERA )は、日産自動車が生産していた乗用車である。日欧両地域で生産・販売され、日本国内に於ける販売期間は1990年から2005年末迄の15年間。欧州でも生産・販売期間は2008年末迄の18年間で終了となった。特に初代モデル・2代目モデルはスポーツ志向が強く、主に20歳代から40歳代の比較的若い年齢層をターゲットとしていた。
その頃実家は自営業でなかなか売り上げがあったのか、ほぼ自分専用として車を一台買ってくれることになった。
ちょうどヤンマガで頭文字Dの掲載が開始されライトウェイトスポーツカーブームが来ていた。
友人がパルサーGTiやプレリュードなどを乗っていたこともあり、自分はインテグラに乗りたかった。

予算が決まっていたので知り合いの中古屋に探してもらったのだけれども、やはりインテグラでものが良いものは少なくて諦めてしまった。
次の候補として、ライトウェイトスポーツとは全く対極であると思っていたプリメーラP10がなんとなくかっこいいと思い、偶然ものも見つかったのでそれに決定した。

この車、今では日産車では名車といわれている車であるが、当時はそんなことは知らなかった。
黒にさらに後ろは真っ黒のスモークを張り、知り合いのおっさんが無理やり付けたツライチのホイールで今でいうチンピラが乗るような車であったかもしれない。

しかしこの車はまだ初心者で運転が下手な自分をうまくサポートしてくれ、よく走り、よく曲がるという車の基本中の基本で無謀な若い自分を守ってくれた思い出の車だ。

大学卒業までの時間を海にスノボで山にといろいろなところに連れて行ってくれた。
もう少し知識と情報と金があったら、いろいろいじっていたのになあと懐かしむいい車だ。
ただし唯一、オートウィンドウが馬鹿になって、嫌な音を鳴らしていたのは二度と聞きたくないかな。

という感じで大学時代までの乗っていた車だ。どちらも実質親の所有であった。
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