そんなページの見開きにあった言葉。
『"スタイル"とは、何もボードの上にいる時だけ存在するものではない。
午後の長いセッションが終わり、疲れきった体でゆっくりと砂浜を歩く姿。
落日とともに、あたりの景色は黄金色へと変わっていく・・・。
こんな瞬間にこそ、ロングボーダーにとって究極のスタイルが姿をあらわす』
今日も朝起きてカーテンを開けると雲ひとつ無い良い天気。
ただ北東風が吹いているので少し肌寒い。
そんな中、ボードを車に積んで今日も南下する。
目的地は御宿。海の雰囲気がとても良いところだ。
昨日の反省からか、今日はスープで練習する。
テイクオフは上手くできるのだが、バランスがとりづらい。
スープからのテイクオフなんでスピードが無いため
ノーズに進もうとするのだが、そこでバランスを崩してしまう。
沖に出るパドリングも相当つらい。
大きなものの方が抵抗があるというがまさしくその通り。
セット肩ぐらいのブレイクだと絶対ひっくり返ってしまう。
たぶんショートの三倍は疲れる。
そういえばショートをはじめたときも、スープで練習した。
沖に出るパドリングにだいぶ苦労した。
たぶん過程はこれからも同じ。
その時間が短いか長いかの違いかもしれない。
二時間も海に入っていると、疲れすぎてはきそうになる。
そのまま砂浜で寝てしまう。
きづいたら太陽の角度がずいぶん変わってしまっていた。
急いでお湯を浴び、ウェットを吊るし、着替える。
堤防に座って海を見ていると、一人のショートボーダーが近づいてきた。
どうやらその人は横浜の人で俺が横浜から来たと勘違いしているらしい。
(車のナンバーをまだ変えていない。)
その人と千葉の海のよさや湘南の雰囲気のよさを語る。
とてもメローな感じの、肌の黒い人だった。
夕日に照らされた御宿の海はとても綺麗で
なぜだか涙が出そうになる。
アフターサーフはそれぐらいにして御宿を後にする。
サーフィン後に夕日を背にはEAGLESの「Desperado」が最高だ。
俺にとってRelaxSurfingとはこういう感じなんです。
★御宿 2004/02/18(快晴)
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