バスク地方(サン・セバスチャン/ビアリッツ)の波乗り事情 Part1

新婚旅行でスペインとフランスに行ってきた。
メインはバルセロナで観光であったのだが、後半はバスク地方に行ってきた。
あまり情報がないのでここでまとめておく。

wikipediaによると
バスク人とバスク語の歴史的な故国を指す概念である。ピレネー山脈の両麓に位置してビスケー湾に面し、フランススペインの両国にまたがっている。
とのことであり、場所としては以下となる。
バスク地方に入る方法はいくつあるけれども、今回はバルセロナからの出発であったので
スペイン国内でLCCとして使われている vueling 航空を利用して、
バルセロナ→ビルバオ空港経由で高速バスでサン・セバスチャンに入った。
(サン・セバスチャン空港というのもあるが、本数と金額でビルバオ経由のほうが良かった。
 バルセロナからビルバオまでは手荷物op付きで二人で片道110ユーロほどだった。)
ビルバオ空港は小さな空港で出てすぐにバスターミナルがある。
サン・セバスチャンまで行くにはいくつかの方法があるが、高速バスが便利だと思う。

サン・セバスチャン行の高速バスは1時間に1本ペースで出ているが、
バスの行先表示名がDONOSTIA となっているので注意すること。
片道16ユーロで、クレジットカードが使えないのでこれまた注意してほしい。
 
混雑具合にもよるけれども、自分が乗ったバスはだいたい80分ぐらいで
サン・セバスチャンのバスターミナルに到着。

ちなみに成田で5万円分をユーロに交換していたのだが、
高速バスがカードが使えなかった影響でここで所持金が10ユーロほどに。
かなり焦ったけれども、バスターミナル近くに銀行ATMがあり、
VISAのキャッシングで無事所持金を増やすことができた。
(普段はキャッシングやローンが大嫌いな自分だけど、海外では両替よりも圧倒的にキャッシングがお得だと思うので、日本での両替は少なめに、キャッシングで対応することをお勧めする。)

サン・セバスチャンはあいにく天気模様は悪かったけれども、
到着して驚いたのはその街並みの素晴らしさ。まさにイメージするヨーロッパ。

で、街歩きをしていたらいきなりサーファーが板持って歩いてた。
日本で言うと湘南か鎌倉あたりの感じだろうか。
自転車サーファーも多かった。
新市街にはリップカールがあり、また女性大好きのスペイン王室御用達の
某ブランドもあるのでサーファーではない奥様も満足するだろう。
(バルセロナでイマイチだった品揃えも豊富だったようだ。)

上記に写っているサーファー二人にポイントを聞いてそこに行ってみる。
場所の名前はzurriora。Google Mapのリンクを貼っておく。
このビーチにはシャワーがついており、また目の前にはいくつかのサーフショップがあり、
特にPUKASというショップがあるのでそこがお勧めだ。
レンタルボードは6ユーロ/1h、18ユーロ/1dだったと思う。
種類は確認してないが、販売ボードとしてPUKAS、LOST、アルメリックがあったので
そのあたりがそろっているのではないかと思う。
ちなみに販売されているボードの価格は500~650ユーロで日本で買うよりやはり安い。
ただ、日本まで持って帰る事を考えるとレンタルボードのほうがイイと思う。

肝心の波は日本のビーチブレイクに近いと思う。(ボトムはサンド)
行ったときはオンショアでそれほどよく見えなかったけれども、
風があい、決まった時にはクオリティは高いと思う。

残念ながら今回はサン・セバスチャンでは入れなかったけれども
もし次訪れることがあれば絶対に入ってみたいと思う。

+++
サン・セバスチャンでは波乗りの他にバル巡りが有名だ。
スペイン中で最も食がおいしいと言われ、日本人観光客も増えているらしい。
(実際、一件目のバルで日本人団体旅行客がいた)
 
 
 
一軒につき10~20ユーロで日本では食べれないほどおいしいものに出会え、
酒好き・立ち飲み好きにはたまらない環境であった。
自分たちは3軒でギブしたが、強い人ならどんどん楽しめることだと思う。

ここまでサン・セバスチャンについて書いてきたが、
本当に素晴らしい場所であった。
波乗りだけしたいならおススメはしないが、
酒を飲んだり街を散策したり、買い物したり。
波乗りをしない酒好きの奥様には満足していただけること間違いないので
家族サービスを検討しているサーファーにはおススメしたい。

まずは第一弾として。第二弾はビアリッツに続く。 

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